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ねんりん OSAKA
大阪府老人クラブ連合会広報紙
新年号  話のひろば
2018年1月1日発行
  

交野の山からのぼる日の出
交野古文化同好会の会員・矢田千加子さんの原稿が
ねんりんOSAKAの「話のひろば」に掲載されましたので紹介します!

我が町の古文化同好会
  交野市  矢田 千加子(77)さん 

  ねんりんOSAKA 話のひろば 平成30年1月1日発行

 交野市は、交野山・竜王山・旗振山という、いわゆる交野三山のふもとに開けた町です。そして、歴史上で大切な遺跡、遺物がいろいろあります。石器時代の跡、弥生時代の農耕の跡、平安時代の貴族のリゾート地だったことを知らせる神社、中世の平城の跡、江戸時代の庶民の洗濯場の跡、現代にも通じる水利の道など・・・。
 それらの歴史的遺構を大切に保存し、広く伝え、後世に残そうという目的で、交野市には古文化同好会という集いがあります。
 この同好会は息の長い取り組みとして、月1回の歴史散歩と学習会、年2回の無縁墓の清掃、わら草履作り、しめ縄作り、郷土史カルタとり大会を続けています。毎回、市の内外から沢山の人が参加します。取り組みの内容や反響は、ホームページに掲載されます。
 同好会の会員がそれぞれの特技を出し合って自分たちの大切な集まりとして会を盛り上げている様子を、ほほ笑みながら見守っているのが、交野の山中や古道の辻々の石仏、いわゆる野の仏たちです。
 「ゆっくり、楽しく頑張るのだぞ」と言ってくださっているように思えてきます。(私部長寿会)


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