現在、交野市には、下記の市指定の文化財があり、
毎年春・秋2回公開、一般公開されている。
十一面観音立像(星田寺)
薬師如来立像、千体仏(薬師寺)
聖観音立像、如意輪観音坐像(廃千手寺)
交野市指定文化財 1.十一面観音立像(星田寺)
星田2−6−7 平安時代後期の作。藤原様式をもち、市内では獅子窟寺の薬師如来坐像についで古い時期の仏像の一つです。像高143センチ。 2.薬師如来立像、千体仏(薬師寺) 星田1−21−12 薬師如来立像: 等身大の堂々とした姿に作られ厨子の中に安置されています。 室町時代の終わり頃の清濁かと思われる。 千体仏: 薬師如来・地蔵菩薩など像高4.1aから15aの座像や立像など671体。 ほとんどがヒノキの一木彫り。 3.聖観音立像、如意輪観音坐像(廃千手寺) 私市3−14−1 聖観音立像: 修復されていますが、衣文を省略した簡素な彫法などから平安時代後期の制作と思われる。像高31.3a。 如意輪観音坐像: 静かな面容や装飾的でやや厚めの衣文の彫法から、室町時代の制作と思われます。像の表面には彩色がなく、神聖な木で作られたと考えられます。像高31.1a。 間い合せ ; 交野市文化財事業団まで
交野市私部2丁目29−5(TEL893ー8111) |