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故原田誠一さんの茶室が公開されました!
豊中市服部緑地の日本民家集落博物館に移築完成
平成17年1月22、一般公開が始まりました
 

参照:朝日新聞 2005年1月23日朝刊 大阪東部版より 

 日本民家集落博物館(豊中市服部緑地)で江戸後期に建築された「北河内の茶室」の移築復元工事が終わり、22日一般公開が始まった。展示民家が加わったのは63年以来42年ぶりで、合計12棟になった。
北河内の茶室は、茅葺き屋根の数寄屋造り。4畳半の中央に炉があり、水屋と押入れを備えた約27.5平米。
水屋の外回りの一部に桧皮が配されている。
 詳しい建築年代は不明だが、文政年間(1818〜30)に大塩平八郎が立ち寄ったとの伝承が残されている。棟札の記載から嘉永4(1851)年に、現在の守口市庭窪から交野市私部の北田家へ移築。さらに、戦後同地区の原田家へ移され、交野市長を務めた故原田誠一氏が生前同館へ寄贈を申し出た。
 入館料は大人500円、高校生300円、小・中学生200円。

    日本民家集落博物館(豊中市服部緑地)のホームページを参照下さい。

 日本民家集落博物館は、日本各地の代表的な民家を移築復元し、関連民具と合わせて展示する為に1956年(昭和31年)に日本で最初に設置された野外博物館です。
 大阪府豊中市の服部緑地公園の一角で梅、桜、竹、柿、その他多くの樹木や草花に囲まれた約3万6千m2の敷地内に、北は岩手県「南部の曲家」から南は鹿児島県「奄美大島の高倉」まで11棟の民家を集めています。いずれの民家も17〜19世紀(江戸時代)に建築され、昭和30年代まで人々が生活を営んでおられたものであります。その他に奄美大島・山陰のクリ船、堺の風車なども展示しております。

移築復元された「北河内の茶室」日本民家集落博物館(豊中市服部緑地)


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