<第134回> 令和6年2月定例勉強会 講師 : 信田 隆司氏 (妙見東) 青年の家・学びの館 午前10時〜12時 31名(会員28名)の参加 |
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2024.2.24(土)午前10時、2月定例勉強会に31名が参加されました。 村田会長の挨拶で始まり、講演会は、信田隆司氏をお招きして、「日本における古代インドおよびユーラシア回廊の文化」の演題で、交野古文化同好会の50周年記念誌「調査研究編」に寄稿いただいた「日本における古代インド文化」を中心に約2時間、熱く語って頂きました。 今回の講演は、信田隆司氏が大学院でインド古典学を学ばれた中で、主に仏教を通じて伝えられ我が国の文化の基層ともなっている「言語」「ことば」に関連する分野のお話を解説頂きましたが、引き続き、第2回目の講演会として、第1回目の「復習」と「日本語になった古代インド語」などに関連するお話をお願いする予定です。 参加された皆さんより、「はじめは、古代インド文化のことが理解できませんでしたが、2時間の講演を聞いているうちに、「日本語の五十音」や「いろはの歌」、「般若心経」など身近なものとして伝わってきていることが分り、次回の講演を是非とも聞きたいと思いました。」と好評でした。 <講演概要> 1.古代インドの歴史 バラモン教〜ヒンドゥ教への変貌について 2.菩薩遷那(ぼさつせんな)の大仏開眼供養 (奈良霊仙寺の仮面劇) 3.パーリ語について ブツダのことば、真理のことば 仏法僧など 4.日本語音韻体系と古代インド文化 @五十音図 梵語(サンスクリット)字母表と字母配列の音声学的秩序 ・五十音図の成立過程 ・妙覚(みょうかく)「悉曇要訣(しったんようけつ)」の五十音図 ・浄厳(じょうごん)の「悉曇三蜜鈔(しったんさんみつしょう)」の五十音図 A宇宙の根本原理ブラフマン B悉曇文字文化(しったんもじぶんか) ・悉曇文字(梵字)は梵語(サンスクリット)の表記文字 ・日本には飛鳥・奈良時代に伝来し千年の歴史を持つ 5.般若心経と梵字について 6.「ユーラシア回廊」なる用語を用いる背景にていて 7.いろはの歌 全員で斉唱 ※今回、講師の先生のご厚意により当日配布された「レジメ6p」と「目次と補足説明資料28p」を頂戴しましたこと、記して感謝申し上げます。 |
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8年前になりますが、下記は、信田さんが星田妙見宮創建1200年祭に際に、奉賛歌3曲を作詞作曲して奉納されたもので、そのうちの一つ「千年の杜」については、歌碑が妙見宮境内に建立されています。 | |
講師 : 信田 隆司氏 |
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村田会長 |
崎山竜男氏 |
崎山竜男氏は、補足説明文の「バラモン教」について読み上げて頂きました。 |
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最後は、「いろは歌」を全員で斉唱しました |
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レジメ : 信田 隆司氏 |