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中国・広州市七夕国際フォーラム

「論文」翻訳奮闘記

枚方市の鳥居さんから投稿頂きました

 「論文」翻訳奮闘記と云っても私自身が翻訳した訳ではありません。翻訳は通訳同様に他人の心を伝える大変難しい仕事で特殊才能が求められますが今回はその才能についての話でもありませんがかなりの奮闘を要した記録です。

 中国・広州市七夕国際フォーラム主催の広東省社会科学院から論文提出を条件に講師として招待するとの案内が届きましたのでこれに挑戦しました。

 日本語の原稿は比較的早く出来たのですが論文提出の条件は中国語又は英語に限定されていました。中国の伝説を英語にすることは例えば七夕、広州等の名詞や地名を英語にすることは大変手間のかかることなので中国と台湾の友人の協力で中国語で提出することにしました。第1章は中国の友人、第2章は台湾の友人に翻訳をお願いしたところ第1章は中国簡体字、第2章は台湾繁体字で翻訳されました。当然なことなのですが翻訳ソフトで簡単に統一出来ると思っていたのですが不可能でした。

 今思えば七夕の季節は新暦〜旧暦にかけての一カ月間、私にとって最も忙しい時期です。その間に出席の約束をしていた気楽なサロンはじめ古代史研究会、上梓研究会等々の皆様にはドタキャンでご迷惑をかけました。陳謝。

 ところで、論文は英語では[Paper]と訳されますが[Paper]では苦労して書いた日本語のイメージと違った違和感があります。そういえば大統領の白書もWhite paperですから私の小論など「紙」でもいいか?と納得した次第です。

 例えば図書を紹介する時、日本では『交野が原と七夕伝説』のように『 』を付けますが中国では《交野が原と七夕伝説》のように《 》を付けます。

 更に文字数が1万文字以下に制限されていたのですが、文字数は日本語から中国語に変換すると約三分の二、大まかに云って日本文から漢字だけを残した位になります。いつもは書き足りないのですが今回は理解し易いように映像を多用して、スペース調整は映像でして貰うことにしました。

 その結果、Emailで発信すると今度は容量が大きくなりすぎる欠点が発生しました。そこで、村田さんにお願いしてHP上にアップして貰うことを思いついた次第です。但し、特に指定は無いのですが論文は通常未発表であることが条件と思われるので念のためにフォーラム直前の8月3日頃にアップして頂けると大変ありがたく存じます。更に可能であれば、村田さんのHPにある七夕情報を現地で紹介することも考えています。深謝。  
                天の川七夕星まつりの会 代表 鳥居貞義
中国広州天河 論文(写真入り・第1章〜2章) (PDF)



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