広村堤防・感恩碑前にて記念撮影
交野歴史健康ウォーク114回・和歌山・棚田と温泉バス旅行を開催しました。 今年の梅雨は例年に比べて2週間ばかり早く梅雨入り、梅雨の晴れ間も少なく、バスツアー当日は、天気予報通り前日より天候が悪化、早朝よりどしゃ降り状況。参加者の皆さんから開催されるかどうかの電話の問い合わせも多くあり、大変気が病む中、行程通り、2011.6.11(土)午前8時10分、私部・焼肉久太郎の駐車場を出発。 参加者は古文化同好会のメンバーと「広報かたの」応募者の合計48名。 和歌山に入った頃から雨も小降りになり、周りの山々が霧や靄に煙り墨絵のように美しい。午前10時、最初の訪問先・「広川町・稲むらの火の館」に着いて直ぐ、館内1Fの3D映像シアターで、すごい迫力の「津波防災編」やドラマ「稲むらの火」を鑑賞。 次いで館長さんから、今回の東日本大震災の東北地方の津波の状況や濱口梧陵物語をたっぷりとお話しいただき、雨も殆ど上がり、地元の語り部さんの案内で、「広村堤防・耐久社」を見学した。 有田川町に入ると、周囲の山々の大半がミカンの木々の緑色に覆われ、バスから見下ろす田畑もまたミカン畑がずーっと続いていた。12時30分、道の駅・明恵ふるさと館に到着、また、霧雨が降り出しバス車内で昼食。 途中、車内から見える有田川は高野山麓に降った沢山の雨水を集め濁流していた。それは怖ろしいほどの勢いで土砂交じりの黒茶色の波しぶきを上げながら激しく流れ下っていた。勢いよく水を放流している二川ダムを越し、蔵王橋を渡り40分掛かってやっと、道の駅・あらぎの里に到着。雨に煙る山里は静寂、少し雨も大降りの中、旧道を15分程度登った処に、今回のメインスポット・棚田百選のあらぎ島が靄の中にその姿を見せた。 やぁ!綺麗だぁ!ここがあらぎ島なんだぁ!と歓声が上がる! 綱分清美さんが道を隔てた高台に上がり、パノラマで記念撮影をして頂いた。有田川の濁流に囲まれた、雨のあらぎ島の風景、これも本当に見事でした!高尾さんが言われたように、思い出に残る風景となりました。 最後は1時間程度、かなや明恵峡温泉で疲れを取り、すっかり雨も上がった交野に6時過ぎ到着。 今回のバス旅行は、皆さんに喜んで頂けるようにと、中会長自ら下見をされ企画されたもので、その間、3月11日に東日本大震災・大津波災害が発生、江戸時代の終わり頃、村人を津波から救った偉人・濱口梧陵翁と広村の堤防見学など、時宜を得たものとなりました。近い将来必ず発生すると警告されている、東海・東南海・南海連動型大地震。今回勉強したことをいざという時に、教訓として生かせる貴重な見学ツアーとなりました。 平田副会長をはじめ沢山の世話役の皆さん、参加された皆さんの絶大なご協力を得て、素晴らしいバス旅行が開催されましたことに、心から感謝申し上げます。 写真撮影は、伊東征八郎さん、綱分清美さん、高尾秀司さんにお願いしました。 |
6月11日(土) 焼肉久太郎駐車場 8:00集合 8:10発 第二京阪・交野南 − 近畿道・阪和線・岸和田SA(トイレ休憩)− 湯浅御坊道 − 広川IC−10分− 稲むらの火の館10:00 〜 11:20 (広公民館〜歩いて3分)広公民館で下車 − バスは海岸の駐車場へ 11:25 稲むらの火の館〜広村堤防〜耐久社〜濱口悟陵銅像〜海岸の駐車場 12:00発 海岸の駐車場 − 国道42号線 −藤波 − 22号線 − 12:30着 道の駅・明恵ふるさと館 〜 昼食(バス) 13:00発 道の駅・明恵ふるさと館− 480号線 −30分 − 13:30着 道の駅・あらぎ島 〜徒歩 15分 〜あらぎ島展望所 〜徒歩 15分 〜 道の駅・あらぎ島 14:30発 道の駅・あらぎ島 − 480号線 − 424号線 − 15:15着 かなや明恵峡温泉 入浴600円・休憩 〜 16:30 16:30発 かなや明恵峡温泉 ー 424号線・22号線 − 阪和道・有田IC − 岸和田SA(トイレ休憩) − 第二京阪・交野南− 18:00着 イズミヤ交野前 |
集合場所 焼肉・久太郎の駐車場 |
平田副会長の挨拶 |
黒田企画部長の行程案内 |
高尾副部長の「地震・津波よもやま話」 |
館長さんから、今回の東日本大震災の東北地方の津波の状況や 濱口梧陵物語をたっぷりとお話しいただきました。 |
紙芝居で濱口梧陵のお話 |
今年から小学校5年生の教科書に採用されている「稲むらの火」 |
稲むら |
加藤清正が朝鮮より持ち帰った珍しい灯篭 |
雨も殆ど上がり、地元の語り部さんの案内で、「広村堤防・耐久社」を見学した。 |
広村の堤防と赤門 |
国史跡・広村堤防 |
当時植えられたはぜの大木 現在5本残っている |
感恩碑と広村堤防の案内板 |
地元の語り部さんの案内で、「広村堤防・耐久社」を見学した。 |
途中、車内から見える有田川は高野山麓に降った沢山の雨水を集め濁流していた。それは怖ろしいほどの勢いで土砂交じりの黒茶色の波しぶきを上げながら激しく流れ下っていた。勢いよく水を放流している二川ダムを越し、蔵王橋を渡り40分掛かってやっと、道の駅・あらぎの里に到着。雨に煙る山里は静寂、少し雨も大降りの中、旧道を15分程度登った処に、今回のメインスポット・棚田百選のあらぎ島が靄の中にその姿を見せた。 やぁ!綺麗だぁ!ここがあらぎ島なんだぁ!と歓声が上がる! |
あらぎ島の詳しい情報は、下記のホームページを参照下さい。 綺麗な写真集に加えて、「あらぎ島」の全てが網羅されています! クリック → 西林輝昌氏photo gallery「あらぎ島」の景観 PHOTO あらぎ島の四季(入口) |
綱分清美さんが道を隔てた高台に上がり、パノラマで記念撮影をして頂いた。 有田川の濁流に囲まれた、雨のあらぎ島の風景、これも本当に見事でした! 高尾さんが言われたように、思い出に残る風景となりました。 |
このあらぎ島は、和歌山県朝日夕陽百選でもある |
レトロなボンネットバス 無料の観光バス 有田川町観光施設巡回バス やまびこ号 |
最後は1時間程度、かなや明恵峡温泉で疲れを取り、 すっかり雨も上がった交野に6時過ぎ到着。皆様、お疲れ様でした! |
次回の歴史健康ウォークは、7月9日(土)、午前10時〜12時 集合は、いきいきランド噴水広場 〜津田まで、第二京阪国道沿いを消えた遺跡を訪ねて歩きます。 |
最後までご覧頂き有難う御座いました!