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2008.12/13(土) 年末恒例
 しめ縄作り 
 交野古文化同好会

写真撮影は、高尾秀司さんにお願いしました

2009年12/19(土)、午前と午後の部に分かれて、市民対象に年末恒例のお正月の「しめなわ作り」が行われた。早朝から古文化同好会の会員の皆さんが会場や藁の準備をされ、しめなわ作りを指導された。
 講師は、古文化同好会の小野香さんと中会長はじめ10名の有志の皆さん。

 午前9時30分の開始前から続々と市民の皆さんが集合、会場の「ゆうゆうセンターの1階ロビー」はあっという間に埋まってしまった。わらを打ち、穂先を揃えて左に捻りながらの左綯い作業は難しそうだ。
皆さん、真剣に取り組まれ、小さいお子さんもわらを手に嬉しそう、お父さんお母さんと一緒に作業を手伝った。

 参加された皆さん、見事に仕上がったしめなわを手に大満足の顔、顔、顔「立派なしめ縄が出来て嬉しいです、有難うございました」と、口々にお礼を言われながらお帰りになった。

来年こそは良い年でありますようにと、祈りながらの「しめなわ作り」でした。 
しめ縄作り の様子を動画でお楽しみください!

会場はゆうゆうのセンター1階ロビー

受付風景

先ずは、わらを杵でやわらかく打つ作業
子供さんもみんなでお手伝い

わらを杵でやわらかく打つ作業

会場の「ゆうゆうセンターの1階ロビー」は満員!
熱気で一杯でした!

左綯いって、難しいでしょう!

もう少しで出来上がりです、頑張って!

3分割した藁を、先ず二つを左綯いして編みあげる

「あんこ」を入れて、膨らまし左綯い!

先ず二つを左綯いして編みあげる

上まで上手に編みあがりました!

もう一つのわらに「あんこ」を入れて

結構、力のいる仕事です、上まで編みあげよう!

穂先は細い針金できっちりと止めよう!

先ずは、しめ縄が出来上がり

続いて、しめ縄の真ん中に前飾りをつける

前飾りをしっかりと結びます

前飾りのつきました!

最後は、押し切りで根元を揃えて

前飾りも切り揃える

立派なしめ縄が出来上がりました!

鶴形しめ縄飾りも!出来上がりました!
しめ縄と鶴形しめ縄の作り方手順
1.しめ縄作り
材料  藁 二束

手順
1.藁を長さ85cm位に切り揃える(一つ目の藁束)
2.しごいて「シブ」を取り除く
3.「シブ」で「あんこ」(長さ15cm位)を3ケ作る
4.根元から15cmを空けて、穂先までを丁寧に藁打ちする
5.穂先を揃えながら、シブを取り除き根元をしっかりと縛る。
6.3分割する(穂先より中程位のところで太さを合わせる)
7.3分割した藁(A、B、C)を右膝で押さえて、それぞれ「あんこ」を入れる。手前のAとBをそれぞれ左綯いしながらしっかりと縄状に穂先まで編み上げる。
8.AとBで綯ったものに、Cを左綯いしながら穂先まで編み上げる。
穂先は針金で格好良く整える。
9.前飾りー出来上がったしめ縄に前飾りをつける。(二つ目の藁束)
しめ縄の穂先を左にして、まずしめ縄の中央に適当な藁の本数を選び、手前に穂先が来るように半分に折り、根元をしっかりと結び留める。
 10.しめ縄の穂先側は3、中央は5、根元側に7の割合になるように
前飾りを付けて、しっかりと結び留める。
 11.最後に、しめ縄の根元と前飾りを綺麗に切り揃えて、出来上がり。
鶴形しめ縄作り

材料 藁 一束
手順 
1.藁をしごいて「シブ」を取り除く
2.根元から穂先までを丁寧に藁打ちする
3.穂先を揃えながら、シブを取り除く
4.わら30本を根元より10cmでしっかりと結び、10本ずつに分けて、三分割した藁(A、B、C)を右膝で押さえて、手前のAとBをそれぞれ左綯いしながらしっかりと縄状に穂先まで編み上げる。
5.AとBで綯ったものに、Cを左綯いしながら穂先まで編み上げる。
6.出来上がった縄を円形にして根元を右に、穂先を手前にして結ぶ。
7.わら22本を11本ずつに2分割して、根元から23cmでしっかりと結び、円形の縄の上部の中央に根元を上にして結び留め、左綯いで穂先まで編み上げる。
8.結び留めた藁の根元は、金銀の水引で2本ずつ鶴が羽を広げたように結び留める。穂先の方を円形の縄の下側から手前に折り上げて結び留め、穂先に赤いテープを巻き付けて鶴の嘴を作り、少し折り曲げて首の部分と結び、出来上がり。

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