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2008.12/13(土) 年末恒例
 しめ縄作り 
 交野古文化同好会

2010年12/18(土)、市民対象に午前と午後の部に分かれて夫々30名ずつ、年末恒例のお正月の「しめなわ作り」が行われた。早朝から古文化同好会の会員の皆さんが会場や藁の準備をされ、しめなわ作りを指導された。
 講師は、古文化同好会の小野香さんと中会長はじめ12名の有志の皆さん。

 午前9時30分開始前から続々と市民の皆さんが集合、会場「ゆうゆうセンターの1階ロビー」はあっという間に埋まってしまった。わらを打ち、穂先を揃えて左に捻りながらの左綯い作業は難しく、皆さん、真剣に取り組まれ、小さいお子さんもわらを手に、お父さんやお母さんと一緒に作業を手伝った。

交野市地域ポータルサイト「織姫ねっと」の子連れのママさんの取材を受けたりして、中会長も一日中大忙しでした。

 参加された皆さん、見事に仕上がったしめなわを手に「立派なしめ縄が出来て嬉しいです、有難うございました」と、口々にお礼を言われながらお帰りになった。

来年こそは良い年でありますようにと、みなさん楽しみながらの「しめなわ作り」でした。 
 「しめ縄づくり」の様子をご覧ください!

先ずは、わらを杵でやわらかく打つ作業

藁のシブ取りも大変です!

シブを取って「あんこ作り」

会場の「ゆうゆうセンターの1階ロビー」は満員!


熱気で一杯!

左綯いって、難しいでしょう!


立派なしめ飾りが出来上がりました!
1.しめ縄作り
材料  藁 二束

手順
1.藁を長さ85cm位に切り揃える(一つ目の藁束)
2.しごいて「シブ」を取り除く
3.「シブ」で「あんこ」(長さ15cm位)を3ケ作る
4.根元から15cmを空けて、穂先までを丁寧に藁打ちする
5.穂先を揃えながら、シブを取り除き根元をしっかりと縛る。
6.3分割する(穂先より中程位のところで太さを合わせる)
7.3分割した藁(A、B、C)を右膝で押さえて、それぞれ「あんこ」を入れる。手前のAとBをそれぞれ左綯いしながらしっかりと縄状に穂先まで編み上げる。
8.AとBで綯ったものに、Cを左綯いしながら穂先まで編み上げる。
穂先は針金で格好良く整える。
9.前飾りー出来上がったしめ縄に前飾りをつける。(二つ目の藁束)
しめ縄の穂先を左にして、まずしめ縄の中央に適当な藁の本数を選び、手前に穂先が来るように半分に折り、根元をしっかりと結び留める。
 10.しめ縄の穂先側は3、中央は5、根元側に7の割合になるように
前飾りを付けて、しっかりと結び留める。
 11.最後に、しめ縄の根元と前飾りを綺麗に切り揃えて、出来上がり。

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