横林寛昉さんから投稿頂きました
横林寛昉さんから投稿頂きました
| 初夏の山野草が咲き始めました 連日の来客の合間に、ノルマである庭の草引き（述べ10日間で実質５日間）が終了しました。 梅雨明けのこの時期は一番草が成長しており、草引きに時間を要します。 今年は、10冊目の拙書の原稿を1/31に離稿しながらも、出版社側で遅れに遅れ5/25が書店の発売でした。精神的にも疲労困憊でしたから、家内が業者を入れた草引きを主張したのですが、一度業者を入れると、来年から業者に頼ることになりそうな恐れと、業者は花の新芽を草と間違え引き抜かれるから、体力が続く限り自力で草引きを続ける決意です。 最近咲き出した山野草を紹介します。 「キクニガナ」は、1998年ポーランドでショパンの生家からワルシャワへの帰路、案内者のW教授に車を停めてもらってゲットし、ポーランド→チェコ→ハンガリーットを旅行しながら、ホテルで夜露に当て、旧軽井沢山荘に植え込みました。４年目に花を咲かせ、花の名前が分らなかったのですが、軽井沢植物園の園長先生にキクニガナと教わりました。花は昼間に開き、午後4:00頃閉じます。写真の如く上品な大好きなブルーです。 昨日から「フシコロセンノウ」が咲き始めました。例年、肥料の効き過ぎでしたから、表面の土を鋤取ったところ、可憐な茎から優しい花を咲かせました。支えも不用になりました。今年から、苗の購入を極力避け、種から育てようとフシコロセンノウの種を蒔く床を既に作っています。 美智子妃殿下が大好きな「ユウスゲ」は、１週間前から咲き始め、夕方に花を咲かせ翌日の朝に閉じます。 僕の経験によりますと、小豆半分程の黒い実を付け、発芽率が極めて良好で、広い床を作り種蒔き準備完了です。 既に、咲き終わっている軽井沢で絶滅危惧種的にクローズアプしてきたルリソウの種が未だ青く、何れ種蒔きに貢献してくれると期待しています。もうすぐ咲くソバナ、初秋のリンドウのツボミが膨らんできました。 また、樹木が古い程甘いブルーベリー（樹齢60年）が色好き食べきれないので、両隣にお裾分けしています。  2013年７月29日 軽井沢にて：横林寛昉 |