推古元年(593)、聖徳太子が四天王寺の施薬院として開いた。太子が勝鬘経を講じたので勝鬘院と言う。 愛敬海運の愛染明王を本尊とする。 ”愛染さん”と呼び親しまれる。縁結びの霊木「愛染かつら」や飲むと愛が叶うと言う「愛染めの霊水」もある。境内奥に文禄3年(1594)、豊臣秀吉が再建した高さ約25m・桁行7m四方の多宝塔<重文・大阪市最古の建造物>がある。 6月30日〜7月2日が「愛染まつり」で大阪の夏の名物である。 | |
菅原道真を祭る。社殿右手木立の中に真田幸村戦死跡之碑」。 慶長20年(1615)5月7目、徳川家康に決戦を挑んだ幸村がここで戦死したと伝えられる。 | |
三方が崖になった高台に建てられた古刹。寛永17(1640)年、延海阿闍梨が京都の清氷寺を模して再興した。「玉出の滝」が三条になり落ちる。 | |
推古元(593)年、聖徳太子が開いた日本最古の官寺。今の伽監は殆どが昭和38年以降のものだが指定文化財の建造物は次の通り。 ●六時堂(重文)「亀の池」の北にある。元和9年(1623)の再建。 ●石の鳥居(重文)永仁2(1294)年、忍性上人建立。奈良吉野の銅の鳥居、安芸の宮島の木の鳥居と共に日本三鳥居の一つ。
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